売上・経費・利益/基本的なこと過ぎて、今さら?と思うかもしれませんが、大事なので綴ります

「売上、経費、利益」

この3つ、どんなに経験を積んだサロンオーナーでも、見落としがちな基本中の基本です。

でも、基本だからこそ、本当に大切

ちょっとした意識の違いで、商売の安定度も、日々の気持ちの余裕も、大きく変わるんですよね。

売上は数字以上の意味がある

まず「売上」から。
売上って、単にお金が入ってきた金額と思いがちです。

もちろんそれも正しいけれど、もっと大切なのは「どんなお客様が、どのサービスで、どれくらい満足してくれたか」という背景です。

たとえば、同じ月に50万円の売上があっても、
・新規ばかりでリピーターが少ない
・リピーターが中心で安定している
この2パターンでは、経営の安心感がまったく違います。

売上をただの数字として見るのではなく、背後にあるお客さんの行動や反応を感じること。
これだけで、次の戦略や改善ポイントが自然と見えてきます。

経費は未来への投資でもある

次に「経費」。
経費って、無駄を削るためだけのもの、と思っていませんか?

実は、経費をどう使うかで、あなたのサービスの価値が変わるんです。

たとえば、座り心地の良い椅子に変える、季節に合わせたアロマを揃える、ちょっとした道具をアップデートする。
どれも経費ですが、それはお客さんにとっての快適さや満足度への投資でもあります。

逆に、経費を意識せずなんとなく使うと、利益が減って自分の心の余白も減ります。

だからこそ、経費は“お客さんへの投資”と“自分の生活を守るもの”の両方として捉えると、判断がブレなくなります。

利益は自分の自由を作るもの

そして「利益」。
利益は、ただ残ったお金ではありません。

私はいつも、「利益=自分の心の余白」だと思っています。

利益があれば、新しい挑戦もできます。
休む勇気も持てます。
家族との時間も、趣味に使う時間も作れます。

逆に、利益が出ない状態で働き続けると、どれだけお客さんが喜んでくれても、心は疲弊してしまいます。

だから、利益を意識することは、あなた自身の生活と気持ちを守ることにも直結するんです。

数字を見るのは、
恐れることじゃない

多くの人は数字が苦手で、後回しにしてしまいます。

でも、怖がる必要はありません。
売上、経費、利益の数字を見ることは、商売を安心して続けるための“地図”を手に入れることなんです。

・毎日の売上をざっくり確認する
・週に一度、経費を整理する
・月末に利益を振り返る

まずは、このくらいの習慣で十分です。

最初から完璧にしようとすると続きません。
数字を見る習慣を少しずつ作ることが、慣れるコツです。

数字を通して
“選択”できる力がつく

数字を意識するようになると、判断に迷うことが減ります。

新しいサービスを追加するか迷ったとき、「利益率はどれくらいか?」「経費に対して効果はあるか?」という基準で考えられるようになります。

数字を見て選択することで、迷いが減り、結果として自分の時間や気持ちの余白も増えます。

商売における“自由度”は、利益の数字と比例するんですよね。

お客さんのための数字、
そして自分のための数字

売上や経費、利益という数字は、お客さんと自分の関係を映す鏡です。

・売上はお客さんの満足度のバロメーター
・経費はお客さんへの投資
・利益は自分の自由度

この3つのバランスを意識することで、仕事も生活も、どちらも充実させることができます。

経営の基本中の基本ですが、意識しているかどうかで、商売の安定度も日々の心の余裕も変わります。

最後に

基本すぎて今さら?と思うかもしれませんね。

でも、基本を押さえないまま進めると、どんなに頑張っても結果は不安定です。

数字を見る力を味方にして、
・お客さんに喜ばれること
・自分の心の余白を守ること

この両方を同時に叶えていけるのが、個人サロンオーナーやフリーランスの強みです。

売上、経費、利益。

今からでも遅くありません。
少し意識するだけで、商売も生活も、ずっと楽に、ずっと自由になりますよ。

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